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埠頭の離接岸にパイロットの使用を強制される。

4.イズミール港

 同港は、工一ゲ海の東岸に面した貿易港で、旧港とAlsanack港から成っている。
 旧港は、500%までの沿岸航路船5隻の収容可能な係船埠頭(水深7.31〜7.92m)。荷役はハシケを使用して行っている。Alsanack港には9埠頭があり、下記19バースが設けられている。

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 荷役設備は、Alsanack港に軌道クレーン10基(3トン×3,5トン×5,10トン、15トン各1基)、移動クレーン13基(5トン×2,10トン×8,22トン、26トン、40トン各1基)、浮クレーン2基(能力60トン、100トン)、コンテナ用高架クレーン4基(能力35トン、40トン各2基)、コンベヤ・システム(能力150トン〜250トン/時)、その他多数のフォークリフト・トラック(最大能力40トン)などがある。
 貯蔵設備は、穀物サイロ(貯蔵能力3万トン)、倉庫(延べ34,000平方m)、露天倉庫(約30万平方m)などがある。
 船舶の入出港および離接岸には曳船の使用を必要とし、曳船4隻(8,000馬力×2隻、1,250馬力、2,500馬力各1隻)および係船用ボート5隻が使用できる。

 

 

 

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