(A) 延払い、船価、晶質等条件の比較
パプアニューギニアにおける輸入船舶は、中小型船舶が主であり、取引きも一般には現金決済で行われている。
従って、品質、船価、契約条件などについて、何れの国でも大差はなく、優劣の差はない。
(A) 延払い、船価、品質等条件の比較
パプアニューギニアにおける輸入船舶は、中小型船舶が主であり、取引きも一般には現金決済で行われている。
従って、品質、船価、契約条件などについて、何れの国でも大差はなく、優劣の差はない。
(B) 輸出対策
パプアニューギニアに対しては、旧宗主国のオーストラリアをはじめ、西独、英国と比べ、わが国は種々の面で不利な立場にある。
これに対応するためには、船価は勿論、納期の短縮、納入後の部品の供給などアフターサーピスの面で先方の関心が高まるような態勢を整えておくことが、輸出対策として必要である。
(C) パプアニューギニアに対する歴史的・経済的なつながり
ニューギニアの北半分は、初めドイツの植民地であったが、第1次世界対戦の結果、1921年にオーストラリアの委任統治領となり、その後1946年12月にオーストラリアの信託統治領となった。
また、南半分の旧パプアは、1906年9月に英国の保護領からオーストラリア領になったが、1973年12月1日オーストラリアはパプアニューギニアの自治制を承認し、次いで75年9月16日に完全に独立してパプアニューギニアとなった。
わが国は、パプアニューギニアにとっては重要な貿易相手国であり、また漁業を中心とする民間の協力も活発に行われているので、現在、両国間に困難と思われるような間題はない。
わが国との貿易関係では、日本への主要輸出品目は、銅、丸太、製材、木材