
チップ、コプラなどであり、日本からの輸入品目は、機械類、自動車、電気製品、肥料、セメントなどが主なものである。
貿易額を国別にみると、日本、西独、英国には大幅な輸出超過を記録しているのに対し、オーストラリア、シンガポール、米国、ニュージーランドには大幅な輸入超過を示している。
パプアニューギニアへの経済援助では、オーストラリアからの援助が他国に比べ遥かに大きいが、オーストラリア以外にも、日本、英国、西独、フランス、ニュージーランドなどからの援助を受けてきた実績があるほか、世銀、アジア開銀などからの借款を受けている。
日本からの資金協力は、漁業訓練大学の建設および関連資材に対する無償援助(6億6千万円)、水力発電所プロジェクト、道路建設などに対する総額約133億1千万円の借款が行われている。
日本からの技術協力では、電力発電開発調査、漁業基地建設調査、漁業協力基本設計調査、林業開発調査などが行われている。
その他、JICA研修員受入(84年末累計191名)、専門家派遣(同22名)、青年海外協力隊派遣、国費留学生受入れ等の協力が行われている。
パプアニューギニアの主要輸出相手国
国 別 |
1984年 |
1985年 |
西 独 |
164.7 |
268.1 |
日 本 |
226.8 |
202.9 |
オーストラリア |
78.3 |
102.6 |
英 国 |
90.2 |
71.6 |
スペイン |
27.1 |
42.2 |
米 国 |
27.5 |
36.3 |
総額(その他を含む) |
805.5 |
910.2 |
(注)100キナ=113.8米ドル(87年末為替相場) |
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