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ソロモン諸島には、フロリダ島ツラギ港にTulagi Marine Base Dokyard があり、400G/T までの船舶の修理、改装などを行っている。
バヌアツには、サント港に最大400G/T型船の修繕用スリップウェーおよび修理工場があり、バヌアツ籍船舶の修理を行っている。
西サモアは、ウポル島のアピア港に船舶小修理用の工場がある。
トンガは、トンガタプ島のヌクアロハ港に小修理用の工場がある。

(5) 漁業事情

(A) 漁業の実態

太平洋諸島海域の島しょには、大陸棚や穏やかな斜面が少ないため、トロール漁業の可能性は殆どないが、まぐろ、かつお、かじき等回遊魚資源は極めて豊富である。
しかし、これら蛋白資源も島しょに接近する僅かな数量しか太平洋諸国住民は利用しているに過ぎず、その殆どが遠洋漁業国の漁獲に委ねられている状態である。
住民の日常生活は、漁業に大きく依存しているにも拘らず、漁業に資金を投資せず、組織もされず、小舟(カヌー)を使用した珊瑚島周辺の漁業に限られている。

 

 

 

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