
まぐろ、かつお類など最大の価値のある魚類は、外国船特に日本、台湾、韓国などの漁船によって加工基地や日本の漁業基地に水揚げされている。
太平洋地域の主な国々の漁獲高実績は、次の通りである。
国 別 |
1984年 |
1985年 |
キリバス |
25.9 |
29.6 |
ソロモン諸島 |
44.5 |
44.6 |
フィジー |
28.3 |
27.7 |
バヌアツ |
2.9 |
2.9 |
ツバル |
1.4 |
0.8 |
西サモア |
4.0 |
3.8 |
トンガ |
2.5 |
2.0 |
(B) 漁船保有状況
太平洋諸島における漁船数は、原住民が自給自足のため、それぞれの伝統的な木造の小舟を操って漁獲する原始的漁法によるものが多いので、その実数は明らかでない。
近代的な鋼造漁船で、100G/T以上のものは、88年12月末現在、ナウルが1隻(948G/T)、キリバスが2隻(729G/T)、ソロモン諸島が7隻(2,311G/T)、フィジーが5隻(620G/T)、バヌアツが7隻(7,295G/T)、ツバルが1隻(173G/T)、西サモアが1隻(213G/T)、トンガが4隻(764G/T)を保有しているに過ぎない。
なお、最近における各国の漁船保有量(100G/T以上の鋼造魚船)の推移をみると、次の通りである。
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