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(B)漁船保有状況

 パキスタンの登録漁船数は、合計約2万隻といわれており、このうち約6,000隻は動力船である。
 動力化率は、東南アジア諸国と比べ、かなり高い値を示しているが、これら漁船の殆ど全てが木造船である。
 その代表的な漁船として、極く沿岸で刺し網などによって操業している小馬力の船外機または、ロングテール付き船内機を装備した長さ6m〜9mの機帆船、エビトロール用の25G/T 〜35G/T (エンジン66PS〜125PS)のトローラー、33G/T 〜45G/T (エンジン88PS〜135PS)の刺し網漁船(Gill Netter)などが挙げられる。

 

 鋼造漁船につい ては、93年末現在200G/T 〜300G/T 級 の漁船が僅か8隻(2,351G/T )あるに過ぎない。
 なお、最近10年間における漁船保有量の推移をみると、次の通りである。

 

 

 

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