
173万トン(うち127万トンはバルク・オイル)、その他74万トンとなっている。 港は、長さ522.4mの防波堤によって、南西のモンスーンから安全に防護
され、防波堤から直角に延びた長さ939.4mの係船岸壁に沿って、船舶を収容することができる。 バースNo.1は現在、バージ積荷用ジェティとして
使用されている。 バースNo.2(水深5.5m)は、主として沿岸航路船が使用している。 バースNo.3(長さ134m、最大水深7.27m)、バースNo.4
(長さ139m、水深8.5m)、バースNo.5(長さ160m、水深8.5m)のうち、No.3バースとNo.4バースは一部損傷のため商業用の使用を中止してい
る。 バースNo.6(長さ233m、水深8.23m〜9.14m)は、鉱石積込用のバースとして、最大2万DWTまでの鉱石運搬船が使用している。 バースNo.9
(長さ222m)も鉱石積込用のバースとして、全長305m、最大吃水12.3m〜13.0mまでの鉱石運搬船が使用している。 バースNo.10(長さ250m、
水深10m)は新多目的バースで、最大35,000DWT型船の収容が可能である。中継貨物倉庫(7,700平方m)、上屋(10,000平方m)などを完備して
おり、将来コンテナ輸送に使用することができる。 現在、コンテナ船およびRo/Ro船は、No.10バースで本船の荷役設備を使用して荷役を行なってい
る。 バースNo.8は長さ116m(係船ドルフィン間の長さ298m)、最大水深12mはタンカー・ターミナルとして、石油、液体バルク、燐酸などを取り扱っ
ている。 クレーン設備は、移動クレーン2基(能力18トン、45トン)、埠頭クレーン8基(能力3トン×6基、6トン×2基)、フォークリフト14基などが
主なものである。 清水、食料、燃料油などの供給が可能である。 船舶修理施設は、Goa Shipyard Ltd.その他船舶小修理の可能な小型工場が多数ある。
曳船は6隻(ボラード・プル12トン×1隻、同20トンx1隻、同30トンx4隻)が使用できる。 同港の開発計画として、No.9バースに鉱石積出し用の機
械設備を建設中であり、またNo.10バースと同様の多目的バースの増設が予定されている。
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