シンガポール政府は、シンガポール共和国樹立後の1969年2月、ジュロンに漁港と魚市場を開設し、その後国連開発ブロジェクト特別基金による援助を得て、チャンギに漁業訓練所を設立し、漁業従業員の養成、漁業技術の向上、漁業希望者の基礎教育訓練などを実施している。
また、チャンギには東南アジア漁業開発センターの後援により、海洋漁業研究所も設置している。
漁業の管轄官庁は、国家開発省(Ministry of National Development)の漁業部であり、漁業振興に力を入れているが、具体的な漁業政策や開発計画などは発表していない。