同港は、マラッカ海峡のペナン島に位置し、パーム油、ゴム、電気機器、各種製品などの輸出港であり、石油製品、燃料油、肥料、紙製品、穀物、粗糖、各種製品などの輸入港である。
1993年の入港船舶数は6,043隻で、貨物取扱量は14,362,271トンに達している。
港は、ペナン港湾局によって運営・管理されている。
600G/T以上の船舶の入出港及び200G/T以上の船舶の離着岸には、水先船の使用を強制される。
水深6m〜18mの錨泊が多数ある。
バタワース埠頭(全長497m)には、コンテナ船用の3バース(水深9.0m)、高架クレーン4基(能力30トン〜40トン)、移動クレーン12基、トレイラー82台、原動機29基などの設備がある。
また、埠頭には中継貨物倉庫3棟(8,581平方m)、倉庫5棟(19,510平方m)、木材貯蔵用上屋1棟(4,738平方m)、露天倉庫(5,092平方m)などがある。
バルクカーゴ・ターミナルには、2バース(各長さ140m,198m、水深10.0m)、高架クレーン(能力300トン/時)、湾曲クレーン(能力12.5トン)、倉庫15棟などの設備がある。