同港は、アンダマン海東岸に面したマライ半島西岸沖の小島に位置し、錫塊、ゴム、金属鉱石などの輸出港であり、石油製品、一般貨物などの輸入港である。
沖合に外航船用の2錨泊地(水深14.0m〜16.0m)があり、貨物の荷役にはハシケを使用している。
港内に沿岸航路船および小型タンカー用の錨泊地および係船所がある。
プケット市の9キロ沖合の深海港の埠頭(長さ300m)に2バース(低潮時水深10.0m、幅30m)がある。
民間埠頭(長さ60m、幅12m、水深7.3m)は、タイサルコ錫精錬工場が運営しており、長さ113m、吃水6.7mにまでの船舶の収容が可能である。
各種移動クレーン(最大能力13トン)が使用できる。
港内にエッソおよびシェル石油会社のタンカーターミナル(低潮時水深7.0m)がある。
清水、食料、各種バンカーの供給が可能である。
船舶修理施設は、Phuket Engineering Ltd.およびKee Hin Electric Co.Ltd.などで、船舶の小型修理が可能である。
港から44キロの遠方にプケット国際空港がある。