同港は、スマトラ島ムシ川河口から約86．5キロ上流にある主要港で、ゴム、コーヒー豆、木材（丸太）、肥料、香料、石炭、冷凍食品などの輸出と、建設用機械・機器、一般貨物などの輸入を扱っている。
主要設備は、ペルタミナ埠頭（長さ475m、水深7．0m）、ペルムガラム埠頭（長さ80m）、プスリ埠頭（長さ680m）、多目的埠頭（長さ85m）、移動クレーン（能力15〜35トン）、フォークリフト（2〜15トン）、一般倉庫（8，812平方m）、露天倉庫（12，546平方m）などがある。
コンテナ埠頭（長さ181．5m、幅19．5m、低潮時水深10．0m）は、2万DWTまでのコンテナ船の収容が可能であり、コンテナ倉庫（1万平方m）およびコンテナ荷役用の各種装置がある。
プスリ埠頭は、化学肥料などバルク・カーゴの積出しに使用され、石炭の積出しはケルタパチの埠頭バース（長さ250m）で行われている。
タンカー・ターミナルには、8バース（長さ140．2〜175．2m、水深6．70〜9．75m）があり、夜間バースも可能である。
曳船は4隻（1，160馬力〜1，800馬力）が使用できる。
清水および各種バンカーの補給が可能である。
船舶修理設備は、Pt．Intan Sengkunyit社のドック（能力6，000トン）、Pt．Kenten Jaya社のドック（能力1，500トン）、Pt．Koja P1g社のドック（能力360トン）、Pt．Marina Babagia社のドック（能力1，000トン）などがある。
87年の入港船舶数は4，289隻で、貨物取扱量は3，690，420トンに達している。
