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 バースは長さ170.7m、吃水9.45m,10.97m,1バースは長さ16m、水深8m)がある。
 曳船6隻(800馬力、1,450馬力、1,740馬力が各2隻)が使用できる。
 清水、食料、燃料油、ディーゼル油などの供給が可能である。
 船舶修理は、P.T.Dok dan Perkapalan Surabaya社の修繕設備、海軍所有の浮きドック3基(能力2万トン×1,2,500トン×2)、その他民間修理工場を使用している。
 87年の入港船舶数は10,062隻で、貨物取扱量は970万トンに達している。
 同港は、コンテナ専用の2バース(長さ500m、幅50m、水深10.5m)、コンテナ専用高架クレーン、新コンテナ荷役装置、大型コンテナ・ヤード、新コンテナ貨物駅などの建設が計画されている。

  3.スマラン港

 同港は、ジャワ島北岸の中間に位置した主要港(別名タンジャソ・エマス港)で、木材、合板、ゴム、タピオカ・チップス、食用海産物などの輸出、および綿花、鋼材、紙および製紙原料などの輸入を扱っている。
 港内には、沿岸航路船用の4埠頭(各長さ751m,510m,320m,200m、水深3〜4.5m)および漁船用の2埠頭(各長さ850m、水深3m)がある。
 新港は、全長5,150mの防波堤で防護され、長さ650mの埠頭(水深7〜9,8m)、中継貨物倉庫(8,000平方m)2棟、一般倉庫(2,000平方m)1棟、露天倉庫(21,000平方m)などがある。
 旧港には、中継貨物倉庫15棟(39,943平方m)、一般貨物倉庫8棟(11,790平方m)、危険貨物倉庫1棟(800平方m)、露天倉庫(54,260平方m)などがある。
 荷役設備は、港湾局所有の移動クレーン9基(能力6〜40トン)、フォークリフト(2〜10トン)、各種トラック、トレイラーなどが多数ある。
 曳船は、港湾局所有の曳船(800馬力)2髪および民間会社の曳船3隻(3,500馬力、2,200馬力、1,200馬力)が使用できる。
 船舶修理は、P.T.IpPa Gaya Baru,P.T.Jasa Marinda Indah,P.T.JasaWabana Tirta Samuderaなどにより、小修理のみ可能である。

 

 

 

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