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 1 都道府県名

沖縄県

 2 モデル地区名

宜野湾地域安全活動促進モデル地区

 3 重点となる活動項目

(1)職域防犯団体から推進指導員、推進員を委嘱

 民間防犯団体を強化するための施策として、職域団体の結成に務め、深夜スーパー防犯連絡会(会員26店舗)、中古自動車防犯連絡会(会員50店舗)、遊技業防犯連絡会(会員9店舗)、カギ事業者防犯連絡会(会員7店舗)の4職域防犯団体を結成しているが、この中からモデル地区推進指導員、推進員に委嘱し、地区防犯協会の各種活動に協力して、地域安全活動に貢献している。

(2)広報活動の実施

 ア 防犯ミニコンサードの開催

   全国地域安全運動期間申に、宜野湾市役所ロビー及び大型スーパー(与男峨中城モール)において、トランペットを中心としたミニバンド演奏、ギター三重奏、三味線・太鼓・横笛による演奏を実施、防犯チラシを配付し、多くの参観者に地域安全活動意識の高揚を図った。

 イ 地域安全ニュースの作成配付等

   地域安全ニュース(22,000部)を作成、地区内の各学校、金融機関、自治会、職域防犯団体、給油所、役所(場)へ配付する他、地区内の3市村の広報紙へ防犯関係記事の掲載を依頼、広く防犯広報活動を実施した。

 ウ 海浜公園駐車場へ防犯看板の設置

   宜野湾海浜公園駐車場には、行楽客の車両が約500台駐車することにより車上狙いが後を絶たないため、行楽客の被害防止と水難防止をサブタイトルにした大型看板を駐車場入口に設置し、防犯を呼び掛けた。

 エ 性犯罪被害防止の広報

   夏場の性犯罪及び婦女子を狙ったチカン事犯が多発傾向にあったことから、7月から10月までの間、毎日午後3時から午後7時までの間、防犯協会員、少年補導員等と協力し、防犯広報車により性犯罪被害防上の広報を実施するとともに、同犯罪予防のための広報文を各自治会へ配付し広報を依頼、各自治会においては、各区域毎に設置されている広報用スピーカーにより、児童生徒の登下校時に犯罪に遣わないよう注意を喚起した。

(3)覚せい剤等乱用防止キャンペーン

 宜野湾高等学校正門前において、牛、サンタクロース、ぬいぐるみ等を演出し、下校する生徒を対象に覚せい剤、シンナー等の乱用防止キャンペーンを展開した。

(4)防犯連絡所の整備活動

 地区内の防犯連絡所の整備を推進し、99.2パーセントの整備率を達成し、地域住民の防犯活動の拠点が拡大強化された。

(5)風俗環境の整備活動

 

 

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