(1)児童を対象とした声がけ事案やわいせつ事案等の未然防止
(2)その他住民が身近に不安を感じる犯罪の未然防止
具体的活動例
・地域安全ニュースを作成、関係住民に対し配布(貼付)を行い注意を呼びかけた。
・発生時間帯に応じた巡回警戒を実施した。
・抑止力となる関係機関、団体(各学校、青少年センター、教育委員会等)に対し働きかけを行った。
(1)別府市地域安全モデル地区推進会議の開催
平成8月6月10日13時30分より、別府警察署に於いて「別府市地域安全モデル地区推進会議」を開催した。
・モデル地区推進委員会発足までの経過説明
・推進指導員並びに推進員の委嘱
・モデル地区推進要網、具体的な活動内容、活動謝金及び支給品等について説明
(2)幼児、小中学生の誘拐・ら致事案防止並びに声がけ事案防止活動
1) 平成8年6月21日沖縄県名護市(中3女子)、平成8年7月7日群馬県太田市(4歳の女児)、平成8年7月12日滋賀県近江八幡市(小5女児)の誘拐・ら致事件発生に伴い、これらの事案を未然に防止するため「べっぷ地域安全ニュース」を発行し市民へ配布すると共に、幼児、小中学生の誘拐防止に関するポスターを市内の幼稚園、小学校、公民館、各地区(自治会)掲示板に掲示した。
2) 平成8年11月5日7時33分頃、市内の主婦A子さん(53歳)より「5歳の娘が10日間位続いて幼稚園に行く途中に、30〜40歳くらいで、黒色の手袋をはめている男に後をつけられ、何回か声をかけられたみたいです。娘はこわくなっていつも逃げ帰っています。」との電話連絡があり、また、同様の事案が市内の中学校からも報告があり未然に防止するため、直ちに協議し、次の措置を決めた。
・別府警察署に更に詳細な調査を依頼した。
・子供達の登下校時の通学路及び公園等を交替で巡回警戒をする。
・校区内の人々に注意を呼びかける「べっぷ地域安全ニュース」を作成し、配布すると共に不審人物の情報を得た場合、警察署又は青少年センターに通報する。
以上の未然防止策を推進した結果、不審者の特定は出来なかったが、地域住民の自主防犯に対する意識の高揚と地域安全活動を浸透させた効果は大きいものがあった。(通報者の園児は安心して通園するようになった。)
(3)地域安全運動への積極的参加活動
1) 平成8年7月1日13時30分より別府駅前広場に於いて、平成8年度「青少年を非行