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ら、自転車に対する防犯診断を実施するとともに、放置されていると認められる自転車に対して「警告票」を貼付、放置自転車を後日回収して

  ○自転車の盗難防止

  ○少年の初発型非行の防止

  ○歩行者の通行路の確保と商店街の美化を図るもの。

(4)参加者

 ア 1回目

   モデル地区活動推進指導員及び推進貝13名の他、中央商店街連合会、地域ボランティア・町内会、市役所関係課、警察官等約60名

 イ 2回目

   モデル地区活動推進指導員及び推進員11名の他、中央商店佳帝年部、地域ボランティア・町内会、市役所関係課、警察官等約90名

(5)実施結果

 1回目は、防犯診断カード約300枚、警告要約450枚を自転車に貼付するとともに約1,000台の自転車の整頓作業を行って歩行者の通行路を確保した。2回目は、警告票が貼付されたまま放置されている自転車419台をトラック4台で回収した。(市が拾得した拾得物として取扱)

(6)報道等

 中国新聞、山口新聞及び朝日新聞で、報道された他、地元テレビ局においてもニュース報道されている。

 5 モデル地区活動の効果

(1)他の防犯ボランティアと共同で活動する機会が多く、既存のボランティアにも自主的な地域安全意識の高まりがみられた。

(2)自治体、地域住民に地域安全活動に対する意識付けができた。

(3)平成7年中、徳山駅前交番管内で自転車盗が177件発生したのに対し、平成8年中は145件と約20%減少している。

 

 

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