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 1 都道府県名

長野県

 2 モデル地区名

長野南オリンピック’98地域安全パイロット地区

 3 重点となる活動項目

(1)安全で住みよい環境づくり

(2)防犯ボランティアとの連帯強化と活動への支援

(3)組織の確立と活動の活性化

 の3本の柱で、2年後に控えたオリンピックを「地域住民」「自治体」「警察」が一体となり、総合的地域安全活動を展開し、オリンピック開催都市にふさわしい「安全で住みよい平穏な地域社会」の構築を目指した。

 4 活動事例

(1)有害ビデオ自動販売機の撤去活動

 青少年を取り巻く地域環境を浄化し、オリンピックを迎えるにあたり、クリーンで健全な地域であるために、地域子供会育成会、パイロット地区推進協議会、防犯協会各支部との連携により地区内にあった。

 有害ビデオ自動販売機

   5か所 9台を → 2か所4台

までに減少させた。

(2)防犯当番制度の徹底

 防犯当番活動の活性化と、未実施地区の制度推進のため、「我が家を守る安全情報」なる同覧板式広報紙を作成し、防犯当番札とともに各戸を回覧するシステムを導入し、自主地域安全活動の意識啓発と基盤づくりを行った。

(3)広報小冊子の作成配布

 防犯、少年非行防止、暴力・薬物・銃器の追放、ちかん防止など、豊富な話題を盛り込んだ小冊子「みんなでつくろう安心の街」全16ぺ一ジを1万部作成し、地区全域に各戸回覧するとともに、広報活動の際に広く住民に配布し、自主地域安全活動の実践を幅広く呼び掛けた。

(4)防犯ブザーの無償配布活動

 パイロット推進協議会と防犯婦人部の協力により、地区内の中学校に防犯ブザーを合計200個無償配布し、学校で希望者に貸出を行い、登・下校時のちかん等の犯罪被害防上を推進した。

(5)「お母さんの安全教室」の開催

 少年の健全育成と、住民の自主地域安全意識の保持が、安全で住みよい地域社会の構築に最も重要であると考え、幼稚園、保育園に子供を通わせている20代から30代の世代への指導啓発を行うため、「お母さんの安全教室」と銘打って、管内の幼稚園・保育園を対象に、ボランティアと協力して広報活動を行った。(年間20か所)

(6)自転車盗防上活動

 多発する駅前駐輪場における自転車盗事件を防止するためにパイロット地区推進委員、

 

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