- 1 都道府県名
新潟県
- 2 モデル地区名
巻警察署地域安全活動促進モデル地区
- 3 重点となる活動項目
- (1) 有害環境の実態調査と排除活動
- (2) 地域安全ニュース等の広報活動
- (3) 防犯診断の推進
- (4) 健全育成活動の推進
- 4 活動事例
- (1) 地域安全モデル地区推進指導員・推進員の意識付け
平成8年度モデル地区の指定に伴い委嘱された推進指導員・推進員に対しその意識付けを図るため、数回の研修会や夜間パトロール(管内実態把握)を実施し、意識付けを行った。
これにより各推進員の意識付けができ、活発な活動を展開することができた。
- (2) 青少年の安全意識の普及活動
小・中学生を対象に「地域の安全と平穏を守る集い」を開催し、出席した生徒代表による意識発表や高校生野球監督を迎えての記念講演等を行い、継続的な地域安全活動を促進するとともに、地域の安全に関する意識の普及を図った。
- (3) 情報発信活動による防犯意識の高揚
推進指導員・推進員が、巻地区連合防犯協会が発行する地域安全ニュース「七つの輪」の編集に加わって、年間8回発行し、季節によって発生しやすい事件・事故の未然防止や悪質商法の撃退法などを速報として各地域に配付した。
地域住民から感想や改善点の要望を受け、より充実した広報紙を継続発行することができ、地域住民の防犯意識を高めることができた。
その事例として、これまで活動が低調だった自治体(町村役場)自らが、区長(自治会長)等の集りに防犯協会役員、推進指導員等に対し出席を要請し、地域安全に関する認識を高めようとするなどの効果が現れている。
- (4) 広報等による事件・事故の防止活動
「地域安全の日」や「全国地域安全運動期間中」において各地域ごとに安全活動が行われ、その具体的な内容は、
○ 園児対象の防犯大会
○ 小学生・中学生対象の防犯大会
○ 商店会の自主作成の防犯広報用パンフレットの配付
○ 駐輪場防犯診断
○ 地域住民参加の防犯パレード
○ 防犯懇談会
等各種地域安全活動が推進され、大人だけでなく青少年にも防犯に対する関心を高揚することができた。
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