(b)鉛板、ねじ部、すべり面及び接地線には塗料を塗布しないようにする。
(c)自然接地を行っている場合には、接触面に塗料が侵入しないようにする。
(d)電池室内に装備する電気艤装金物は、耐酸塗料を施す。
(3)暴露部又は湿気の多い場所に電気機器を取付ける場合で、取付け部分が異種金属と接地する場合は、防食めっき又は塗装により十分な耐食性を与えるか、もしくは、適当な絶縁物(ジンクロメードを侵したガスケット等)を介して取付けること。
また、アルミに接する黄銅又は鋼のボルト、ナット類は十分の厚さの亜鉛めっき又はカドミウムメッキを施し、更にクロム酸処理又は重クロム酸処理を施こしたものを使用すること。
ただし、ニッケルクローム鋼(ステンレス)のボルト、ナットは、そのまま使用してよい。