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(i) ブッシング(図4.164)

居住区等の非防水区画内に装備する非防水形機器の導入部に採用する。ブッシングの材料はゴム又はプラスチック等とすること。

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(ii) クランプ導入(図4.165)

防滴型の機器、非防水型の機器でケーブル本数が少ないときの導入部に採用する。

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(v)その他

非防水区画内に装備するスイッチ、レセプタクル、接続箱等の小型器具には非防水型器具を一般的に使用するが、この場合は器具外被のケーブル導入開口から直接導入する。処理要領は、ブッシング導入の場合に準じて行う。

(c)防爆機器に導入の場合

蓄電池室、塗料庫、タンカーの危険区画等、爆発性ガスの存在する区画には耐圧防爆型機器又は本質安全機器を装備する。 本質安全機器の導入部には電線貫通金物が一般的に採用されるが耐圧防爆型機器の導入部には耐圧ガスケット式貫通金物が採用される。図4.166に耐圧ガスケット式貫通金物の構造例と導入部処理要領を示す。テーパガスケットの締付けにより確実な気密性の保持、グランド押えカバーによりグランドの緩み防止、ケーブルクランプにより確実なケーブルの固縛、グランド押えカバーの締付けボルトの採用等安全

 

 

 

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