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し、各機器ごとにケーブル導体に無理が加わらないよう、また、作業が容易なように線端さばき長を決める。

配電盤内導入ケーブルの場合は盤内導入経路を考慮し、シース部の長さを決定する。

絶縁体が導電部又は接地金属部にふれる恐れのある場合は全長にわたりビニルチューブに入れるか又は粘着ビニルテープを半重ね1回巻きを行ない終端部は2〜3回重ね巻きをする。

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(b)照明用ケーブル(図4.147)

照明灯及び電路器具等の場合、狭い箱体内での結線作業が容易なように、また、熱による絶縁劣化のため線端処理の修理変更を考え、かつ箱体に納まるよう余裕のある長さをとるようにする。線端部には圧着端子をつけるか又は小型端子にそのまま裸締めし、絶縁物の端部には粘着ビニテープを巻くが、EPケーブルの場合はこれを省略してもよい。

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(c)通信用ケーブル(図4.148、図4.149)

通信用ケーブルは照明用ケーブルの場合と同様圧着端子をつけるか又は小型端子にそのまま裸締めする場合がある。多心線は他のケーブルと共にビニルダクトに導入

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