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(2)掃引周波数範囲・応答遅延時間・電波の発射時間の測定
 
 
 周波数等の測定は、SART発信器との距離を近づけて行います。
A.T.T.の摘みはどの位置でも間題なく、CARRlERのランプは点灯すると思われますが確認をします。
周波数のセンターの調整を行う。
FCSWスイッチを押しながらF.C.の摘みをゆっくりと回し、POWのランプが消えるか一番暗くなる点を見つける。(電源を入れてすぐですと変化の時間が短いためすぐに変わってしまいますので測定前しばらく電源を入れて予熱してください。)
周波数センター・CARRlERランプお確認後、PRlNTスイッチを押すと下記のようにデータがプリントアウトされます。
 
 
 
 周波数掃引の幅の測定は、9.35GHzからのそれぞれいくらずつ離れた周波数までの幅であるかを測定しており、周波数センター調整が出来ないままで測定を行うと全く違った値となります。必ず慎重に行ってください。
 輻射電力の時の逆で受信レベルによりプリントアウトの内容が自動で切り替わります。
 プリンター側のPRINTスイッチはその時点での測定器が読み取れたデータを出力します。測定時以外でもプリントアウトしますがその内容は初期値でありデータではありません。

 

 

 

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