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2.2.4 取扱い
(1)測定器、プリンター間をケーブルで接続する。
※注意 必ず電源スイッチが入っていない状態でコネクターの抜き差しを行いネジで固定のこと。
(2)プリンターを電源ケーブルで電源に接続する。(AC100V)
(3)電源スイッチを入れる。
(4)シールドボックス内にサート発振器をセットする。
発振器測定器間は1mとする。測定距離により実効受信感度・輻射電力の測定値が変わるため距離は厳守のこと。またSART発振器の輻射部と測定器のフォーンアンテナの高さも揃えること。
(5)測定器FCSWスイッチを押しながらF.C.の摘みを静かに回しPOWランプが最も暗くなる所を探す。
(6)シールドボックスの測定窓に測定器をセットし、A.T.T.の摘みを(−)レベルの大きい側から静かに回し、CARRIERランプが少し点灯する点を探しその点のA.T.T.の目盛りを読み取る。「実効受信感度」
(7)A.T.T.目盛りを+目盛り側に回し、CARRIERランプを完全に点灯させPRINT押しボタンスイッチを押す。
プリンターより送信電力がプリントアウトされる。(PRINTランプは装置が動作中の表示として点滅する。)「等価等方輻射電力」
(8)次にシールドボックス内の発振器と測定器の距離を20〜30センチの距離に近づける。
(9)(5)のPOWランプの暗くなる点ももう一度確認し、CARRIERランプの点灯を確認の上PRINTスイッチを押す。
掃引周波数範囲、送信電波の発射時間、応答遅延時間がプリントアウトされる。

 

 

 

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