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2.5 機器の保守点検
2.5.1 一般点検
 
 
2.5.2 測定器による点検
本体のアンテナを、専用工具(6ZXJD00095)を使用して外します。
6ZXJD00095には検査用のアンテナケーブルが付属しています。
なお点検は、本体にアンテナをしっかり固定して下さい。
(1)送信出力の測定
? 本体のアンテナ端子にアンテナケーブルを使用して空中線電カ計(50Ωダミー付き)を接続します。
? 送信状態にして送信出力を測定します。
? 送信出力は0.8W+50、−20%の範囲内にあること。
(2)周波数偏差の測定
? 本体のアンテナ端子にアンテナケーブルおよび方向性結合器を使用して50Ωダミーおよび周波数カウンターを接続します。
? 送信状態にして各チャネル(CH16,CH6,CH13,CH15,CH17,CH67)の周波数偏差を測定します。
? 周波数偏差は±1.5kHzの範囲内の事。
CH15 156.7500MHz  CH6 156.3000MHz
CH16 156.8000MHz  CH13 156.500MHz
CH17  156.8500MHz  CH67 156.3750MHz
注)日本国船籍向けの場合、使用チャンネルがCH15,CH16およびCH17の3チャンネルに制限されています。 

 

 

 

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