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3.4.2 点検スイッチを使用したときの試験
本試験はEPIRBテスターを用いず、デジタル信号の内容及び送信出力、周波数を簡易的に確認する場合に行うこと。
注意1
本試験はメインスイッチOFF(架台に装着状態)で行い、セレクトスイッチはTESTにする。この状態で架台から外すと(メインスイッチ0N)AUT0と同じ信号が空中線から発射されるので注意すること。
注意2
送信出力を確認するときは、必ず空中線を取り外し、疑似空中線(50Ω出力計)を空中線コネクタに接続すること。
(1) デジタル信号の内容確認(SW1)
この場合は送信部は動作せず制御部のみ動作するので、空中線を取り付けた状態で試験を行うことができる。
点検SW1(はね返りスイッチのため、試験中はスイッチを押しつづける。)をONにする。

 

 
デジタル信号を総て表示し終ると、赤色LED、黄色LEDは消灯する。再び試験を行うときは、本スイッチを一度0FFにし再びONにする。
(2) 送信・休止時間(SW2)
この場合は、(1)と同様に空中線を取り付けた状態で試験を行うことができる。
黄色LEDは、本試験中点灯しつづけ表示灯も同時に点灯しつづける。赤色LEDは、無変調波(プリアンブル信号)0.16秒、デジタル信号0.28秒の0.44秒間点灯し、休止時間の50

 

 

 

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