日本財団 図書館


(2)開発課題

開発課題のポイントは筒内圧センサが高価であり、また耐久性が低いため、精度は筒内圧センサより劣るがコスト的に有利な振動センサ等で常時、異常を診断する技術である。

?筒内圧センサによる燃焼診断技術

筒内圧センサで計測したデータと機関故障との関係の研究開発

?安価な筒内圧センサの開発、筒内圧センサに代わる安価な筒内の状況が判断できるセンサの開発およびこれらのセンサを組合わせた運用方法の研究開発

・システムの費用を押上でいるのが筒内圧センサであり筒内圧センサ自体のコストダウン化、また筒内圧センサに代わる振動センサ等の安価なセンサの開発が必要。

・振動センサでは、機関表面振動と筒内圧との相関を実験室で求めることが必要。

・常時監視は振動センサにて診断し、異常があれば筒内圧センサを当該シリンダに取り付け詳細診断行うこと等の運用方法でコストダウンを図ることができる。

運用方法の検討が必要。

?ソフトウェア

・センサ情報と燃焼系故障の相関が分かるデータベース作製

・実船環境で使用可能なソフトウエアの作製

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION