日本財団 図書館


 

010-1.gif

 平成8年度を迎え、第3回目の観光デスティネーション開発協議会を8年7月に束京都内で開催し、県側から提案説明した具体的な事業計画(案)について、種々の検討を加えていただくとともに、実務者会議の設置により、各社の重点ポイントを商品計画、宣伝計画と重ねながら検討して行くことを決定していただきました。
 これを受けて、実務担当者会議を9月に開催し、イベントの開催に対する意見、統一宣伝計画の手法、商品パンフレットによる山形観光地の紹介、「紅花の山形路」のロゴの使用、企画商品へのミニプレゼントのタイアップ等について具体的に検討し、旅行代理店各社、輸送機関各社から取り組みの積極的な支援合意をいただいたところであります。
 第4回目の協議会は拡大協議会として山形で開催され、紅花の山形路観光キャンペーン実行委員会からも参加をし、実務担当者会議を踏まえた各社の取り組みと、お客様への割り引 きサービス等の新たな要望も提案されました。
 このように山形観光デスティネーション開発協議会の各委員の皆様のご助言、ご指導、積極的な取り組みにより、来年度の紅花の山形路スーパーキャンペーンにおいては、知名度アップ型の宣伝広告の見直し、ユーザーの二一ズに対応した誘客宣伝の展開、旅行代理店と連携した企画により誘客の実効性の上がる旅行商品づくりなど、これまでとは一味違うキャンペーンを実践できるものと考えております。
 国内観光はやや堅調さを取り戻しているものの、旅行単価の低下、二一ズの多様化など観光関連産業にとっては、依然として大変厳しい状況にありますが、観光に携わるものとして微力ではありますが山形の観光振興、ひいては国内観光の一層の発展のために努力して参る所存であります。
 皆様の一層のご指導、ご支援を心からお願い申しあげます。

010-2.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION