1−2−2海洋土木事業者の作業船保有状況
下表は「96年版北海道港湾・漁港工事用作業船一覧表」より、現時点存在している作業船の種類と建造年ごとの隻数をまとめたものである。
本データは、(社)北海道建設業協会港湾・漁港部会がアンケート等を中心にまとめたものであるため、一部掲載もれや重複等の誤差があるものと考えられるが、それによれば掲載事業者数70社で、いわゆる作業船といわれる船舶を889隻保有していることが分かる。
作業船種類別にみると、非航運搬船(台船を含む)が218隻と最も多く、次いで監督船・交通船が166隻、起重機兼グラブ船が152隻、引船か144隻となっている。
建造年代別にみると、総体では1980年〜1984年の5年問に建造されたもの(船齢11年〜15年)が約25%と最も多く、その前後を含めた1975年〜1989年の15年間に建造されたもの(船齢6年〜20年)は全体の約61%を占めていることが分かる。
道内における作業船の種類と隻数
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