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造船現図指導書

 事業名 小型造船技術講習
 団体名 日本小型船舶工業会 注目度注目度5


 

これらをどのように展開するか。

?@造船では「1はじめに」の章で触れたように、プレス型押切りやピーニング(局部槌打による伸展)は使えないから、曲面成型は、直線矢弦によるプレス折やローラーによる柱面曲げと、熱加工による収縮が手段となる。

つまり面の伸びは前提にできない。

?A縦横2方向に曲りがあるとき、先に曲りのきつい面を成形し、あとよりゆるやかな方の曲りを付けて完成させるのが、加工手順となる。

?B対称な曲面では、その対称軸を基線として(その線で折返すように)展開する。

これらの原則から考える。

AとBの場合は、きつい方の曲り(ドーナツ断面)と、展開基線とする対称軸は、そのドーナツ断面の中間平面で、同じであるが、ゆるやかな曲り(対称軸の曲り方向)が、凹凸逆となっている。つまり収縮加工を行う曲げだけが異るとしてよい。

Aでは展開基線となる断面中央部を縮め、Bでは断面端縁部を縮める加工となり、縮まない実長の方を王とし、縮む方の実長は無視するのが展開となる。

図2.7.4AにAの、図2.74BにBの展開要領を示す。実線は実長で、実線と破線の二重線は実長無視の線である。ハッチングした形状は、焼縮めの量をイメージとして表現している。

ドーナツ面を水平に割ったCとDには、曲面の対称軸はなく、展開は図2.7.4Dのイメージで、この図でN.A.とは焼縮めのない曲面母線である。

075-1.gif

図2.7.4A

 

 

075-2.gif

図2.7.4B

 

 

075-3.gif

図2.7.4D

 

 

7.1.2 箱型による展開

造船で上記ドーナツ面CDに類似する曲面があれば、曲げ加工を的確に行うために箱型を作成する(箱型については別項とする)。

 

 

 

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