日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 技術 > 海洋工学.船舶工学.兵器 > 成果物情報

通信教育造船科講座 船殻設計

 事業名 小型造船技術講習
 団体名 日本小型船舶工業会 注目度注目度5


たはりに相当するものとして扱う。この場合、通常船体構造に用いられる構造寸法の波板ではその断面全部がはりとして有効に働くとしてよいので、波形隔壁においても波板一波長を一波長の心距を持つはりとみなせば、普通型隔壁と同様に計算できる。
波形および普通型隔壁の強度・剛性を比べると、一般に波板構造では波板両端において固着度を大きくすることがむずかしく、またその構造上からもたわみが大きくなりやすい。しかし断面二次モーメントが同じときは、断面係数が大きく応力は小さくなる。
 
3.4.4 甲板および外板
 
甲板および外板は船体の縦強度部材として働くほか、局部強度材としても種々の甲板荷重および水圧に耐えなければならない。
局部強度としては、座屈強度(甲板、船底外板の圧縮座屈、船側外板のせん断座屈)および水圧・甲板荷重などによる曲げ強度の二つについて考えなければならない。
例えば第3.17図(a)のように四辺を支持した板が圧縮を受けると、圧縮応力がある限界値Scrに達すると平面状態が不安定となり、図のように板に垂直方向のたわみを生じてそれ以上の応力に耐えられなくなる。このような現象を、座屈という。(a)の場合は圧縮座屈といい、座屈の生じる限界応力Scrを座屈応力という。また(b)のように、板がせん断応力を受ける場合もせん断応力がある限界値Scrに達すると、図のように板に垂直方向のたわみを生じて座屈する。これを、せん断座屈という。
局部強度を考える場合は、縦通材・横置材に囲まれた板だけのパネルとさらに大きな区画、例えば横隔壁と船側外板に囲まれた板と桁材からなる広い部分の両方について検討する必要がある。
(1) 板だけのパネルに関するもの
a 座屈応力
甲板、船底外板はフレーム・縦通材により囲まれた板を取り出して、第3.18図に示す ように、一方向に圧縮される四辺支持の長方形板として考える。図において、a=フレームスペース(横置材間距
 
 
 

第3.17図(b)

 
 
 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
72位
(32,567成果物中)

成果物アクセス数
165,223

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2020年9月19日

関連する他の成果物

1.通信教育造船科講座 船舶関係法規 学習指導書
2.通信教育造船科講座 船殻設計学習指導書 学習指導書
3.通信教育造船科講座 工場管理 学習指導書
4.通信教育造船科講座 船体工作法 学習指導書
5.通信教育造船科講座 船舶計算 学習指導書
6.通信教育造船科講座 基本設計 学習指導書
7.通信教育造船科講座 艤装
8.通信教育造船科講座 船舶関係法規
9.通信教育造船科講座 船体工作法
10.通信教育造船科講座 工場管理
11.通信教育造船科講座 基本設計
12.通信教育造船科講座 船舶計算
13.造船現図指導書
14.アルミニウム合金船建造技術指導書
15.「小型造船技術講習」の報告書
16.平成8年度OECD等国際協議への対応に関する調査報告書
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から