
切断長又は溶接長が15,000Mある仕事を能率3M/Hで計画した時の工数予算は5,000Hである。
現在10,000Mの仕事を消化した時の工数は3,500Hである。
現在の能率は10,000M/3,500H=2.86M/Hなので、このまま推移すると15,000M/2.86Mなので最終工数は5,245Hになり、245H分が赤字になる。
よってなんらかの対策を立てて計画線に近づけるようにして工事を進めなければならない。

第1.30図 工数消化曲線の例(H/T)
(重量)
7月10日までは実績が計画線を下まわっていたが、7月20日からは上まわり始めた。進水を前にして進捗度を保つために残業が続いたことが原因で能率が落ちはじめたと思われる。
このまま進むと進水時点で400Hの超過が予想される。
進水時点で4,100H/100T=41H/Tの計画が4,500H/100T=45H/Tになりそうである。
なんらかの対策を立てて計画線に近づけるように工事を進めなければならない。
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