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(g)船底外板と盤木間に、ナイロン等を挟むと木目がつかなくて良い。  

(h)支柱丸太について  

  ○盤木を主として、支柱丸太は補助的なものと考えるべきである。  

  ○普通、直径150?o〜200?oの杉材を使用する。  

  ○地震、振動等の耐震性が余りなく倒れる恐れがある。  

  ○圧縮量が盤木より少在く、断面積も小さいので、薄い船底外派を痛めやすい。  

  ○船首尾の曲り外板の搭載時の支持、及び決め方の調整用以外は、余り使用しない方が良い。(長い程、撓み、圧縮量は多くなり取扱いも困難になる。)  

  ○曲り外板、ビルジ外板等に斜めに設置して、船体の転倒防止に使用することば有効である。  

074-1.gif  

  ○船底に盤木と併用する場合は、船底外板の損傷防止のため、早目に丸太を取り外す注意が必要である。  

(4)船底行止め支柱  

 船台上で建造中の船体は、船体傾斜を有するので、常に海側へ滑り出そうとする傾向にある。地震や衝撃により、重大災書に結びつく懸念があり、事故防止のために、第5.5図のごとく、行止め支柱(支柱丸太)を配置する必要がある。船体の重心の前後、両玄に計4本配置し、進水直前に取り外す。長い支柱の方が傾斜が弱くて効果的である。盤木の数を多くすることは、摩擦力が増し、滑り止めにも有効である。  

(5)その他  

 盤木は定盤としての要素が必要であり、ブロックの搭載、決め方の基準となるべきものが

 

 

 

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