日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 技術 > 海洋工学.船舶工学.兵器 > 成果物情報

通信教育造船科講座 船体工作法

 事業名 小型造船技術講習
 団体名 日本小型船舶工業会 注目度注目度5


?A 溶接継手は少くとも2m以上  

?B 傾斜1/20以下  

?C 開先の直線精度、底部間隙0.8?o以内  

最近は、反転作業をなくするため、片面自動溶接も採用されている。  

板継作業の基本事項(第4.8図)  

?@ 加工材の場合は基準線を合わせる。  

?A ?@以外は、直角精度確保のため、板継ぎ後、再マーキングする。  

?B バット、シームの順で溶接する。  

?C 開先、肌合わせ、目違い、色変形防止、ランノフタブについては、5.4取付作業の項を参照されたい。  

062-1.gif

 

4.2.4 マーキング及び切断作業  

曲がりや特殊な形状を有するものは、板継溶接、歪取り完了後、マーキングを行う方が良い。熱による母材の収縮後、マーキングすれば、その後の収縮、変形は少く、形状、精度保持に有利である。  

特殊な曲線のマーキングは、作業者の勘と経験に頼るのでなく、マーキング方法を明確にして、理論的に、正確に行わなければならない。  

マーキング作業の基本事項  

(1)板材の曲りが正確であるか確かめる。治具材との隙及び内型で調べる。(第4.9図)  

(2)基準線は、板の中央に、定規、コンパスを用いて正確に出す。  

(3)アタリは現図で作られた見通し型、定規を必ず使用して行う。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら

日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
4位
(35,690成果物中)

成果物アクセス数
1,235,880

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2023年6月3日

関連する他の成果物

1.通信教育造船科講座 工場管理
2.通信教育造船科講座 船舶関係法規 学習指導書
3.通信教育造船科講座 船殻設計学習指導書 学習指導書
4.通信教育造船科講座 工場管理 学習指導書
5.通信教育造船科講座 船体工作法 学習指導書
6.通信教育造船科講座 船舶計算 学習指導書
7.通信教育造船科講座 基本設計 学習指導書
8.通信教育造船科講座 艤装
9.通信教育造船科講座 船舶関係法規
10.通信教育造船科講座 基本設計
11.通信教育造船科講座 船殻設計
12.通信教育造船科講座 船舶計算
13.造船現図指導書
14.アルミニウム合金船建造技術指導書
15.「小型造船技術講習」の報告書
16.平成8年度OECD等国際協議への対応に関する調査報告書
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から