(e)据付ボルトにて仮据付けする。
(f)内パスやノギス等を用いて調整ライナーの厚さを計測する
(このとき摺合わせ代を 5/100 程度加え、ライナー番号を付けて加工表を作成する。)
(g)調整ライナーの機械加工をする。
(h)番号の通りライナーを配置する。
(i)光明丹を張付ライナーに塗布し、当りを見ながら調整ライナーの70%以上の面積が当る様に摺り合わせる(ライナーの押し込みはごく軽く打ち込む程度)。
(j)ライナー全数の摺り合わせが完了したら、ジャッキボルトを取外した後据付ボルト、ナット全数を入れ、対角に締付ける。
(k)その後対角に増締めする。
(l)コッターを取付ける。
(4)ワーピングドラム心当し取付け
(a)ワーピングドラム下面に心当し用受台を作る。
(b)カップリングの結合は、合マークを確認してから行う。
(c)カップリングの心を見る。
(d)ワーピングドラム軸受台は、所定の位置におき、台を切合わせし板付けする。
(e)手順3と同様にライナーを合わせる。
(f)軸受けとライナーの間にすきがあってはならない。
(g)軸受け台と台とのリーマ通しは正確に行う。
(h)ボルトの締付けを行う。
5.3 係船装置
係船装置用金物には次のものがある。
フェアリーダ、ボラード、クローズドチョック、デッキローラ、制鎖器、アイプレート取付上注意することを以下にまとめる。