5.2 揚錨機据付
(1)準備
(a)台取付位置をマーキングする。
(b)甲板下の補強材との関係をチェックする。
(c)台に船首尾及び右舷、左舷方向に中心線をマーキングする。
(2)台搭載
(a)台をマーキングに正確に合わせる。
(b)チェンバイブのピッチ寸法確認する。
(c)台とチェンバイブの関係寸法確認する。
(d)図面高さに合わせて、水平を出し、切合わせする。
(e)切合わせ後板付けする。
(f)溶接し、溶接状態の良否を調べる。
(g)台内部を塗装する。
(3)揚錨機据付け
(a)台のライナー部に調整ライナーの厚さに相当する板又は金矢を入れておく。(ジャッキボルトによる調整を容易にするため)
(b)据付ボルトに合わせ、本体を搭載する。
(c)チェンバイブと揚錨機の関連をチェックする。
(d)ジャッキボルトで本体の水平度と調整ライナーの厚さが適当かを確かめる。