?圧縮圧力の点検と測定
シリンダの圧縮圧力を点検する場合は、ノズルを外し、アダプタを挿入し、ゲージを取付けて、スタータモータでクランキングして、圧縮圧力を測定する。クランキングの回転速度が120〜200rpmに達した時の圧力を読み、修理限度以下になったものは、オーバーホールをして修理しなければならない。

〔測定上のポイント〕
(ア)測定は機関の規定回転数で行う。
(イ)測定は各シリンダとも2回以上行い、平均値をとる。
(ウ)2,3のシリンダを測定して他を推定するのは危険であるから必ず全シリンダを測定する。
4)排気管及びバルブタイミングの不良
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