とか、情報の問題もございます。
また、障害者の方々が世の中に参加していくということになりますと、移動の問題でございますとか、いろいろございまして交通機関の問題、あるいはまちづくりというような大きな問題もある訳でございまして、そのような事も併せて、これから一生懸命やって行こうというように考えている訳でございます。皆様方と十分お話しをしながら、協力をしながら、議論をしながら全力をあげて頑張って行きたいと思っておりますので、これからもよろしくご支援ご協力をお願い申し上げたいと思います。
終わりになりますが、本大会は全難聴のご努力は勿論でございますが、地元の関係者の方々、兵庫県、宝塚市のみなさんにも大変お世話をかけております。そしてまた手話通訳でございますとか、要約筆記ということで多くのボランテイアの方々にもご努力頂いております。多くの関係者の皆さん方に心からお礼を申し上げます。そして、大会が成功裏に終わりますように祈念を申し上げまして、簡単ではございますがご挨拶とさせて頂きたいと思います。どうもありがとうございました。
川野/ありがとうございました。
続きまして、兵庫県障害福祉課副課長黒沢中様に、ご祝辞を頂戴いたします。
黒沢/ただ今ご紹介頂きました兵庫県福祉部障害福祉課の黒沢と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
本日は先生方をお迎えしまして、シンポジウム「高齢化社会における聞こえの保障と健康」が盛大に開催されますことを心からお喜び申し上げます。全国各地から参加されました指導者の皆様方、ようこそ兵庫県にお越し下さいました。心より歓迎申し上げます。
昨年の阪神淡路大震災におきましては、全国の皆様方から物心両面にわたります心温かいご援助並びにご支援を賜りましたことに、深く感謝いたしますとともに厚くお礼申し上げます。本来ならば、知事が参りまして皆様方に親しくご挨拶申し上げるべきでございますが、所用のため出席出来ないことをお許し頂きたいと思います。
知事より祝辞を預かって参りましたので代読させて頂きます。
祝 辞
シンポジウム「高齢化社会における聞こえの保障と健康」がこのように盛大に開催されますことを心からお喜び申し上げます。全国各地から参加されております皆様、ようこそ兵庫県にお越し頂きました。心から歓迎申し上げます。皆様方には、平素から障害者の福祉の向上のためにご尽力頂いておりますことに対し、厚くお礼申し上げますとともに、難聴者、中途失聴者の方々の社会参加に日々ご努力頂いておりますことに深く敬意を表する次第です。また、皆様方には阪神淡路大震災におきましては、多大なるご支援を賜りましたことに対し衷心よりお礼申し上げます。
急速な高齢化の進展や生活様式の多様化など社会環境の大きな変化によりまして、障害者の方々の二一ズも多様化、複雑化して来ております。このため、本県では障害者福祉新長期計画であります「すこやかひょうご障害者福祉プラン」を策定し、21世紀に向けた障害者施策の新たな展開を期することとしております。また、福祉のまちづくり条例を全国に先駆け制定し、障害者や高齢者をはじめ全ての県民が生き生きと安心して生活することの出来る福祉のまちづくりを推進しているところであります。
このような時に、全国の難聴者、中途失聴者、要約筆記サークルの代表者の方々、関係の方々が一堂に会され「聞こえと健康問題」について研究、討議され、また交流の輪を大きく広げられますことは、誠に意義深いことであり、本日のシンポジウムが実りの多いものとなりますよう期待しているところでございます。
終わりに、本シンポジウムの開催にあたりご尽