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(3) 八千代市青少年スポーツ連盟

八千代市青少年スポーツ連盟は、平成元年に発足し現在にいたっている。

規約の(日的)に「連盟は、スポーツを通して青少年にフェアプレーの精神を学ばせ、青少年の健全な育成並びに体位の向上と相互の親睦を図り、もって地域社会の発展に寄与することを目的とする。併せて、市内の各種青少年スポーツ団体における国内外の交流の機会の増大に対応し、団体間及び学校教育機関との調整及び連携を図りつつ、積極的、主体的に諸行事を計画し推進することを目的とする。」と記されており、地域スポーツの大いなる発展を願って諸活動を実践している。

現在加盟団体は6団体で活動内容の特色は別表のようになっている。(表2)

(表2)加盟団体(6団体)

No. 団体名 特色のある活動
1 少年野球連盟 ブロック大会
2 サッカー協会 小中校生の海外遠征、Yリーグ、中・高生対象の国際自愛の開催
3 バスケットボール協会 中学生の海外遠征
4 ソフトボール協会 三世代の大会(中・高生ママさんが対等にトーナメント戦を行う)
5 ラグビー協会 小・中宇生による各種大会の参加、養護学校生徒との合同合宿
6 リトルシニア 各種大会への参加

 

(4) 八千代市ユースフォーラム

八千代市ユースフォーラムは、平成5年に発足し現在にいたっている。八千代市の中学校を卒業した若者たちを中心にした団体である。東京のベッドタウン化している本市において、若者が再び集い、旧交を温め、故郷の薫りを感じとるスポーツ大会「ふるさとカップ」の開催を主な事業としており、毎年8月の第一土・日曜日で大会を開催している。現在までに行われた種目は、サッカー、野球、バスケットボール、バレーボール、ソフトボール、卓球の各種目である。そして、「ふるさとカップ」の参加者は600名以上にも上っており、参加資格は次のようになっている。更に、今後は文化活動にも積極的にアプローチしようとしている。

? 市内中学校の卒業生で構成されたチームであること

? 年令18以上の者(但し、高校生及び同年代の者は参加できない)

? 小中学校の教員及び指導者で構成されたチームであること

? 八千代市ユースフォーラムの会長が認めた者

? スポーツ安全保険に加入の者

? ボランティア活動に参加できるもの

 

? 指導者について

平成7年度の千葉県の教員の平均年令は38.7才であり、平成6年度比0.5増である。そして、本校教員の平均年令もほぼ同じである。

この教員の年齢の増加は、「教員が高齢化している」ということであり、高齢化している教員層というものは、校務はもちろんのこと、家庭があり、地域の活動があるというように、若い世代よりも一層多忙となっている。このような中で、「運動部活動」を行っていくことは、顧問になる教員にとってかなりの負担増となってくるだろう。

また、本校の生徒の数は年々減少する一方である。したがって、本校においても「部活動の休部・廃部の存続問題」及び「顧問の配当問題」は、毎年取り組まなくてはならな状況が発生している。更に、本校だけでチーム構成(特に集団スポーツ)をすることに困難な状況がきている。今後は、生徒一人一人の興味・関心を生かすために、他校と学校間交流を積極的に行う必要が重要な課題となっている。

 

 

 

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