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海の常識

皆さんが、船を運行する際には海図は必需品ですが、海図には難解な地名が沢山あります。今回は佐賀県、大分県、山口県の珍しい呼び名の地名を紹介します。

地名

読み

場所

佐賀県

   

相賀埼

おうかさき

唐津湾

神集島

かしわしま

唐津湾

馬渡島

まだらしま

壱岐水道

向島

むくしま

日比水道

蛋尻瀬

あましりせ

呼子港付近

蝦蟇瀬

わくどせ

仮屋湾口

駄竹浦

だじくうら

日比水道付近

大分県

   

大神漁港

おおがぎょこう

別府湾

早水鼻

そうずはな

別府湾

尖ノ鼻

とがりのはな

別府湾

篦島

のしま

津久見湾

米水津泊地

よのうずはくち

 

山口県

   

通瀬埼

とうろせさき

角島

特牛港

こっといこう

角島付近

櫃島

ひつしま

萩港沖

観音喰合瀬

かんのんくいあいせ

萩港付近湾

縄掛け礁

のうのかかりしょう

仙崎湾

青海島

おうみしま

仙崎湾

屋海鼻

やかわはな

仙崎湾

 

お天気の諺

●「白雲糸引けば暴風」

夏以外の季節では、鉤状のすじ雲(絹雲)が出たときは強風をもたらす。

●「うろこ雲が出たら3日のうちに雨又は風」

ウロコ雲(又はいわし雲)は低気圧の前面に表れることが多いので、天気がくずれる前兆となる。

●「衣無きに雲行き急なるは大風の兆し」

発達した低気圧が近づくときは、地上では風が無いのに空の雲の動きが急である。

●「雲の行き違いは暴風雨」

上の雲と下の雲が反対の方向に流れるときは気流の乱れを示している。台風や低気圧の域内では同じ下層雲仲間でさえ激しい反対運動を起こす。

●「山に笠雲がかかれば雨、風の前兆」

低気圧や前線が西から近づくと、吹き込む気流が山肌に沿って上昇する。上空で霧の粒となって空中に浮かび、遠くから見ると山に帽子が被ったように見える。

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