更にパートナー間の技能ギャップを克服するという基本的問題と、船を安全やメンテナンスに関する情報の孤立化から守るため、新しい通信メディアやネットワークを活用した情報支援システムの開発も新しい課題になると思われます。いずれにせよ、はっきりしていることは、船員が常に自然の力と変化を、まともに受けながら、不特定多数の船舶が交錯する場にあって、IMOが主唱する「Safer Ship−ping and Cleaner Oceans」を守るためには、科学、技術のストックを支えとして柔軟に対応できる磨き抜かれたシーマンシップの修得が不可欠ということです。