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において今次2年間検討され最終合意は得られていないが、 この合同作業部会の結果が提案されている(ドイツ及び英国)。 ILO代表は今回会合においても最終合意が得られなければ次期2年間の作業計画に取り入れるよう提案(R.550 : 議題6b)している。

4.1.2 引火性物質の統一分類基準については、 前回小委員会において引火性液体、可燃性固体及び引火性ガスの各統一基準案が合意され、 今回会合でその承認のための検討が行われる。

4.1.3 エアゾールの引火性分類基準については、 前回小委員会ではドイツ提案(R.764)の一部が同意されたがドイツは今回会合にもこの基準に関して提案している(R.509)。

 

4.2 毒性の統一分類基準

4.2.1 急性毒性の統一分類基準についてのOECDにおける検討状況は、前回委員会(第18回:1994年12月)に報告された内容から進展しておらず、 依然として25項目の分類基準のうち4項目についての合意が得られていない。 OECD事務局の報告によれば、 未解決事項についての検討は当面行わないこととなっている。 現時点では、 本件に関する新提案は入手していない。

 

4.3 環境有害物質の統一分類基準

4.3.1 環境有害物質の分類基準についての実質的検討は、 この2年間の小委員会では行われておらず、 今のところ今回会合に対する新提案は未入手である。

 

4.4 腐食性の統一分類基準

4.4.1 腐食性の分類基準のうち生体組織に対する腐食についてはOECDにおいて検討されており、 今回会合でその検討の進捗状況がOECDから報告される予定である(関連文書未入手)。 一方、 金属腐食については現在のところいずれの機関においても検討されていないので、 本委員会の次期2年間の作業計画に取り入れるかどうかの検討が行われることになろう。

 

4.5 有害廃棄物

4.5.1 バーゼル条約対象廃棄物の判定基準については、 UNEPからの協力要請があったが、 今次2年間において具体的検討は行われなかった。 本件についても現時点での新提案の入手はない。

 

5.経済社会理事会決議1995/5の履行

5.1 経済社会理事会決議1995/5

5.1.1 前回委員会で策定し、 1995年の経済社会理事会で採択された決議1995/5 (危険物輸送専門家委員会の作業)及び1995/6(Agenda 21, Chapter 19の履行の

 

 

 

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