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また、医師と患者の関わりについては、「病気は患者自身の問題であり、治療の内容についてはすすんで十分に説明を聞き、納得したうえで治療を受けるべきだ」と回答する人が「医療は高度・専門化しており、説明を聞いてもわからないので、医師に任せて指示に従えばよい」とする回答よりも多くなっている。

 

図2-1-5 医師と患者のかかわりについての意見

(A):病気は患者自身の問題であり、治療の内容についてはすすんで十分に説明を聞き、納得したうえで治療を受けるべきだ

(B):医療は高度・専門化しており、説明を聞いてもわからないので、医師に任せて指示に従えばよい

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■ わからない
□ (B)の意見に賛成である
● どちらかといえば(B)の意見に賛成である
○ どちらともいえない
◆ どちらかといえば(A)の意見に賛成である
◇ (A)の意見に賛成である

出典:健康保険組合連合会「健康づくりと医療に関する調査」

 

一方、近年のマルチメディア化による情報通信技術の進展も、医療関連情報に対するニーズを拡大させる要因となっていると考えられる。

1995(平成7)年1月実施の総理府による「暮しと情報通信に関する調査」によると、日常不足している情報は「保健・医療」に関する情報という回答が最も多く、4人に1人はこの分野の情報に不足感を覚えている。

 

 

 

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