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玄海諸島における静脈物流ネットワークのあり方に関する調査研究報告書

 事業名 玄海諸島における静脈物流ネットワークのあり方に関する調査研究
 団体名 九州運輸振興センター  


3. 加唐島・松島・馬渡島(旧鎮西町管内)
(1)一般廃棄物
項目 加唐島 松島 馬渡島
処理状況 可燃ゴミ、不燃ゴミ、粗大ゴミ、資源ゴミ(カン、ビン、ペットボトル、古紙)を回収し、唐津市清掃センターで品目別に処分。ただし、ペットボトルは唐津市ペットボトルセンター、古紙は業者引取に搬入。
排出量・荷姿 可燃ゴミ:パッカー車
不燃ゴミ、粗大ゴミ、資源ゴミ:積載型小型移動式クレーンまたは軽自動車
【2005年度実績(推定)】
可燃ゴミ:36.8トン、不燃ゴミ:4.3トン、粗大ゴミ:0.4トン、資源ゴミ:不明
可燃ゴミ:パッカー車
不燃ゴミ、粗大ゴミ、資源ゴミ:積載型小型移動式クレーンまたは軽自動車
【2005年度実績(推定)】
可燃ゴミ:14.2トン、不燃ゴミ:1.7トン、粗大ゴミ:0.2トン、資源ゴミ:不明
可燃ゴミ:パッカー車
不燃ゴミ、粗大ゴミ、資源ゴミ:積載型小型移動式クレーンまたは軽自動車
【2005年度実績(推定)】
可燃ゴミ:89.0トン、不燃ゴミ:10.5トン、粗大ゴミ:1.0トン、資源ゴミ:不明
輸送者・輸送方法 島内輸送 収集委託業者が2tパッカー車(可燃ゴミ)、積載型小型移動式クレーン(2t)(粗大ゴミ等)、軽自動車各1台の体制で島内2ヶ所のステーションから回収。 収集委託業者が2tパッカー車(可燃ゴミ)、積載型小型移動式クレーン(2t)(粗大ゴミ等)、軽自動車各1台の体制で島内1ヶ所のステーションから回収。 収集委託業者が2tパッカー車(可燃ゴミ)、積載型小型移動式クレーン(2t)(粗大ゴミ等)、軽自動車各1台の体制で島内4ヶ所のステーションから回収。
海上輸送 委託業者所有のRORO船で名護屋港(7:30)→3島→名護屋港(12:30)と回る。島を回る順番は海上の状態や気象条件などに左右されるため不定。
本土輸送 可燃ゴミは名護屋港でパッカー車ごと積み卸し、委託業者が清掃センター(北波多)まで陸送。不燃ゴミ、粗大ゴミ、資源ゴミは本土側の一般廃棄物の収集委託業者が輸送。
輸送頻度 可燃ゴミ、資源ゴミ:週2回、不燃ゴミ、粗大ゴミ:月1回
備考)一般廃棄物排出量は鎮西支所全体で把握されているため、各離島の排出量は人口割で算出した値である。
 
(2)使用済み自動車
項目 加唐島 松島 馬渡島
処理状況 自動車リサイクル業者に委託処理
排出量・荷姿 加唐島と馬渡島合計で年間20台程度 ほとんど排出なし 加唐島と馬渡島合計で年間20台程度
輸送者・輸送方法 島内輸送 排出者が自走。 排出者が自走。 排出者が自走。
海上輸送 一般廃棄物の海上輸送委託業者のRORO船の復路を活用。事前に島民から電話で連絡がある場合もあれば、当日港で積載を依頼されることもある。積載型小型移動式クレーン(2t)に積載し、費用は概ね半額割引で片道5千円程度。 一般廃棄物の海上輸送委託業者のRORO船の復路を活用。事前に島民から電話で連絡がある場合もあれば、当日港で積載を依頼されることもある。輸送費用は概ね半額割引で片道5千円程度。 週に1回、ガス会社がRORO船をチャーターして島に来るため、復路の空きスペースを活用する。もしくは左記同様、一般廃棄物の海上輸送委託業者のRORO船を活用。
本土輸送 港引き渡し。処理事業者が陸送。 港引き渡し。処理事業者が陸送。 港引き渡し。処理事業者が陸送。
輸送頻度 2003年に島民数人で使用済自動車を共同輸送。輸送費の半額程度は行政補助。それ以降は島民が本土の業者に直接依頼する形で、数年に1回程度。 5〜6年前に鎮西支所で、島内に不法投棄されていた使用済自動車を行政負担で一斉撤去。それ以降は排出実績無し。 5〜6年前に鎮西支所で、島内に不法投棄されていた使用済自動車を行政負担で一斉撤去。それ以降は排出実績無し。
 
【参考】新車購入時の海上輸送方法
加唐島 松島 馬渡島
新車購入時 定期船(軽自動車1台積載可能)で輸送 不明 定期船(軽自動車1台積載可能)もしくはガス会社がチャーターしたRORO船で輸送
 
(3)廃家電
項目 加唐島 松島 馬渡島
処理状況 新品購入時の家電小売店引き取りによるリサイクル処理が主。小さな家電であれば、粗大ゴミ置き場に出すことができる。
排出量・荷姿 2005年度:冷蔵庫4台、洗濯機・テレビ各1台、2006年度:冷蔵庫2台(いずれも馬渡島・行政回収分のみ)
輸送者・輸送方法 島内輸送 家電小売店または排出者が輸送。
海上輸送 定期船もしくは一般廃棄物の海上輸送委託業者の回収船で輸送。
本土輸送 家電小売店が自店まで輸送。
輸送頻度 新品購入時
 
(4)漂着ゴミ
項目 加唐島 松島 馬渡島
処理状況 主な品目はペットボトル、発泡スチロール、養殖用漁網。行政回収、島内一斉回収、島民による自主回収などによる処理が主。 主な品目は発泡スチロール。島民の自主回収による処理が主。 主な品目は発泡スチロール、漁網、ロープ等。漁協の一斉回収による処理が主。
排出量・荷姿 不明(処理しきれない) 不明 不明(処理しきれない)
輸送者・輸送方法 島内輸送 回収者が島内のステーションに持込 不明 漁協による一斉回収
海上輸送 一般廃棄物と同様に輸送 不明 漁協所有の漁船で輸送
本土輸送 一般廃棄物と同様に輸送 不明 処理委託先の産廃業者に引き渡し
輸送頻度 行政回収:年3回(離島振興再生交付金)、一斉回収:年2回(子ども会、老人会)、島民による自主回収:年数回(オビヤ浦地区)、学校での回収:不定期 不定期 年2〜3回(漁協・婦人部等。離島振興再生交付金)
 
(5)その他
(1)廃船
 加唐島・松島・馬渡島では、廃船は中古船として売却または無償譲渡するケースが多く、廃船処理はほとんどない。漁協の組合員が廃船処理を行う場合は、本土の業者に直接依頼したり、産廃業者に委託したりしている。行政からの指導等により、「不法投棄はいけない」という意識は醸成されている。
 加唐島では、廃船の廃棄処分を行う場合、本土の業者が島まで船を引取にくる。また、馬渡島では、一般廃棄物の収集委託業者に輸送を委託し、本土の業者に処理委託している。委託料は1トンあたり約10万円である。FRP船はこれまでにリサイクルの実績はない。
 
(2)漁業関連の廃棄物
 漁網や魚介類の仕入に使用する発泡スチロールの箱、加工所からの魚の残さ等が廃棄物として排出される。
 漁業関連の産業廃棄物を本土へ輸送する際は、鎮西町漁業協同組合の加唐島支所(加唐島、松島を管轄)と馬渡島支所間で互いに連絡をとり、まとめて輸送するよう調整を行い、本土の処理事業者に処理委託している。
 
4. 向島(旧肥前町管内)
(1)一般廃棄物
 
(2)使用済み自動車
 近年処理実績なし。
 
【参考】新車購入時の海上輸送方法
向島
新車購入時 島民が個人所有船で輸送
 
(3)廃家電
項目 向島
処理状況 新品購入時の家電小売店引き取りによるリサイクル処理が主。
各家庭内での退蔵可能性あり。
排出量・荷姿 0台/年(行政回収分のみ)
輸送者・輸送方法 島内輸送 家電小売店または排出者が輸送。
海上輸送 定期船利用
本土輸送 家電小売店が自店まで輸送。
輸送頻度 新品購入時
 
(4)漂着ゴミ
項目 向島
処理状況 清掃センターまたは漁協で処理事業者を手配して委託処理(補助金活用)。
排出量・荷姿 不明(処理しきれない)
輸送者・輸送方法 島内輸送 一斉清掃。
海上輸送 漁協が中心となり、漁船で本土まで輸送。
本土輸送 本土側の収集・運搬業者が処理先まで輸送。
輸送頻度 年2回一斉清掃
 
(5)その他
(1)廃船
 向島では、廃船は新船購入時に中古船として引き取り処理される。また、一部は処理事業者(伊万里市)に持ち込んで廃船処理が行われる。ただし、近年の廃船処理の実績はほとんどない。
 
(2)漁業関連の廃棄物
 向島では、漁網や発泡スチロール、動植物性残さが排出されており、年2回漁協でまとめて処理事業者に処理委託している。


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