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20 当委員会のガイドラインの適用
20.1 当委員会は、MSC、MEPC及び小委員会が、それぞれ決議A.970(24)及びA.971(24)で採択された、機関の戦略と一致させるための当委員会のガイドライン(MSC/Circ.1099-MEPC/Circ.405)の改正並びに高レベル行動計画及び優先事項を含む、委員会及び小委員会の実効生及び有効性を最大限とする作業を行う目的で2006年5月12日に会合を行ったことを銘記した。
 
2006年議長会議報告書及び2006年議長会議報告書に関するMSC 81の結果
 
20.2 当委員会は、機関の戦略計画並びに高レベル行動計画及び優先事項に関する問題を議題項目19の下で扱ったことを想起した。
 
20.3 当委員会は、2006年議長会議報告書(MEPC 55/20)と同時に同報告書に関するMSC 81の結果(MEPC 55/20/1)を審議して以下の行動を取った:
 
.1 決議A.971(24)の要求に関連して作成された当委員会のガイドラインの改正案を承認した;
 
.2 2006-2007年の2年間の、計画された結果を含む、高レベル行動計画及び優先順位のための課程の見直しに関する行動に合意した;
 
.3 月曜日午前中の作業部会の開始を選択肢としプレナリーで注意深く決定するべきであること;しかしながら、可能であれば、作業部会の委託事項を委員会又は小委員会の前の会期で合意するべきであることに合意した;
 
.4 作業部会のスプリンターグループに関する検討を銘記した;
 
.5 事務局に文書を適切な時期にIMODOCSウェブサイトに掲示する努力をすることを要求し、加盟国及び国際機関に提出期限直前ではなく可能な限り早期に文書を提出することを要求した;
 
.6 議長会議が新しい作業項目の提出期限を20週前から13週前に短縮するための提案を決定する立場ではないこと及び当委員会が本件を審議、決定し、適切な行動を取るべきであることを銘記した;
 
.7 同会議が“IMO本部において”を“IMO本部及びIMO文書ウェブサイト上に”に置き換えることにより当委員会のガイドラインの1.10.2項から1.10.7項の修正を選好することを銘記した;及び
 
.8 当委員会のガイドラインを修正するべきであることに合意し、事務局に審議のためMEPC 55及びMSC 82に提出するために同ガイドライン修正案の準備を要求した。
 
20.4 上記20.3.6項に関して、当委員会は、MSC 81がすでに提出期限を13週間前に短縮すること及び新しい提出期限をMSC82(2006年12月)から適用すると決定したことを銘記し、それに応じて、当委員会も提出期限を13週間前に短縮すること及びMEPC 56(2007年7月)から適用することを決定した。
 
当委員会のガイドラインの見直し
 
20.5 当委員会は、MSC及びMEPC及び下部組織の組織及び作業方法に関するガイドラインがMSC 77及びMEPC 49で承認され共同回章MSC/Circ.1099-MEPC/Circ.405として発行したことを想起した。
 
20.6 当委員会は、2005年にMSC 80及びMEPC 53が、2005年の議長会議の結果並びに当委員会の作業及び作業方法に関する他の問題を審議して、ガイドラインに組み入れるべきである文書MSC 80/24、20章及びMEPC 53/24、21章を反映して、多数の決定を行ったことを想起した。
 
20.7 当委員会は、現在の委員会のガイドラインの下で、作業部会及び起案部会のみの設置が可能であることを想起した。環境上の条約の下で要求される他の部会の必要性に適合させる目的で、当委員会は、当委員会のガイドラインに技術部会及び見直し部会を含めることを決定した。
 
20.8 当委員会は、文書MEPC 55/20/1に添付された当委員会のガイドラインの改正案がMEPC 54及びMSC 81までに当委員会により審議及び合意されたことを銘記した。
 
20.9 当委員会は、十分な審議の後MWC 82との意見の一致を条件として、MEPCの“技術又は見直し部会”に関する新規の3.29項を含む、文書MEPC 55/20/1の附属に含まれた当委員会のガイドラインのすべての改正案を承認した。
 
20.10 ブラジル代表団は、文書MEPC 55/20/1の19項に言及されている、技術部会及び見直し部会の設置をMSCでも適用するべきであることを提案した。これに対応して、同議長は、MSCに関連する問題は同委員会のみが決定できること、それゆえ、ブラジルがMSC 82にその様な提案を提出可能であると述べた。
 
20.11 当委員会は、事務局に、MSC 82と一致することを条件として、すべての修正を組み入れている当委員会のガイドラインの改正文書を準備すること、及び、MSC/Circ.1099-MEPC/Circ.405を一時中止する、新しいMSC/MEPC回章を発行することを要求した。
 
21 2007年度の議長及び副議長の選出
21.1 手続き規則の規則17に従い、当委員会は満場一致で2007年度の議長にMr. Andreas Chrysostomou(キプロス)を再選し、副議長にMr. Ajoy Chatterjee(インド)を再選した。


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