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6. 東京港のいろいろな船
伊豆七島を結ぶ旅客船
 
外国航路旅客船
 
 東京港には、伊豆七島、小笠原諸島(おがさわらしょとう)、沖縄(おきなわ)を結ぶ旅客定期航路があります。外国航路の客船には、飛鳥、ふじ丸、にっぽん丸、ぱしふいっくびいなすなどが活やくしています。
 
コンテナ船
 
 貨物船(かもつせん)は、荷物の積みおろしに時間がかかるので、コンテナ船が多く利用されてきています。カーフェリーは、自動車ごと人と荷物を運べる便利な船です。
 
フェリー
 
ローロー船
 
 ローロ船は、フェリーと良く似た船ですが、フェリーとくらべ、客室がほとんどないのが特徴です。
 
7. 東京港の位置・歴史
(1)東京港の位置
 東京港は、東京湾と同じではなく、大きな東京湾の中にある港の一つが「東京港」なのです。
 東京湾には東京港をはじめ、川崎港・横浜港・横須賀(よこすか)港・千葉港・木更津(きさらづ)港など6つの大きな港があります。
 
 
東京湾地図
 
(2)東京港の歴史
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(3)東京の埋立地(うめたてち)
 東京港は、明治時代から千代田区、中央区、港区を合せた程の約4,389ヘクタールの埋立地をつくってきました。この埋立地は、ふ頭や倉庫(そうこ)などをたてるほか、わたしたちの東京を住みよい町にするため、清掃(せいそう)工場、下水処理(しょり)場、発電所、それに海上公園などの土地としても利用されています。また100メートル幅の東京湾岸(わんがん)道路や新幹線の基地(きち)もつくられています。現在の埋め立ては、中央防波堤(ぼうはてい)外側で行なわれています。
 
埋立地の移り(うつり)変わり
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