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観測結果の概要としては、
(1)リーフ・フラット部を波が進行し質量輸送が多くなる時間(満潮時側)で流速が大きくなった。
(2)基本的には、リーフ・フラット上での波高水深比でセットアップ(質量輸送)が決まり、その結果としてリーフ・カレントの流速が決まる。
(3)流速の鉛直分布も一様なものと、ピーク層がある場合があった。
(4)水温と流速の相関が示されなかった。
 
図−2.4.7 染料の拡散状況
 
図−2.4.8 流れの鉛直分布
 
図−2.4.9 水温、平均水位、観測最下層(ADCPヘッド上20〜40cm層)の流速


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