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■団長・指導者会議
1 団長・指導者会議(第1回)
■日時:平成17年6月28日(火)17:00〜19:00
■場所:連盟会議室
■出席者:
沖縄地区連盟事務局長  長谷川順一
那覇海洋少年団団長   比嘉秀則
那覇海洋少年団事務局  前田美穂子
宜野湾海洋少年団団長  池原勝治
宜野湾海洋少年団指導員 真久田
 
■議題:平成17年度団員拡充モデル事業説明と事業運営について
 
■内容
(1)経緯説明(沖縄地区連盟事務局長)
 今回のモデル事業についての企画及び経緯について説明。
 
(2)討議
・運営組織の問題
・安全対策の問題
・参加者募集について
・一般参加者の団への取り込み方
・海洋少年団のアピール及び認知促進の手法
・海フェスタとの連携
・団拡充について地域との連携施策の検討 以上を討議した。
 
(3)決定事項
・運営組織:運営組織は総責任者に連盟事務局長があたり、実施計画書の作成をし、運営参加者の役割を明確にする。
・安全対策:事故防止最善の配慮を図り、特に海上保安庁と連携を蜜に行い指導を受ける。
・参加者募集:海洋少年団のアピールと事業アピールを実施する手法として新聞社とタイアップした企画の実施。
(紙面にて取材と事業募集の両面を実施する)
・団への取り込み:行事に参加又は新聞等で興味を持った子供達の受入れは各団事務局にて対応すると同時にケアは連盟事務局でも行う。
・少年団のアピール:新聞等の記事及び子供会等での説明会実施
・海フェスタとの連携:7月実施「海フェスタおきなわ」実行委員会より依頼があったセイルトレーニングの参加者等は宜野湾団にて手配。
・地域との連携:地域の青年会議所、各団の管轄市町村の教育委員会等と話合今後の展開を協議していく。
・その他:海洋少年団のイメージを高めていく為に、イベントに「訓練」等のことばを控える。
 
以上を討議し決定した。
 
1 団長・指導者会議(第2回)
■日時:平成17年3月10日(金)17:00〜19:00
■場所:連盟会議室
■出席者:
沖縄地区連盟副会長 荒木敏明
沖縄地区連盟事務局長 長谷川順一
那覇海洋少年団事務局 前田美穂子
宜野湾海洋少年団団長 池原勝治
宜野湾海洋少年団指導員 真久田
 
■議題:平成17年度団員拡充モデル事業報告及び今後の沖縄地区連盟の方向性
 
■報告
(1)事業報告(沖縄地区連盟事務局長)
 今回のモデル事業についての結果を報告
(2)討議内容
 事業の評価
・参加者募集:参加者については、団員及び一般沖縄在住の子供達を対象に実施。
 地元新聞「沖縄タイムス紙」15段(1面)を使い、記事として宜野湾はごろも団を取材させ日頃の活動状況等を掲載し海洋少年団活動を最大限アピールした。
 団員募集はその下の5段の枠に募集告知の掲載を実施し、結果は広範囲をカバーする紙媒体の威力もあり問い合わせは多かった。
 しかし、度重なる台風の影響でキャンセルが相次ぐ結果となった。
 しかしながら訴求と言う点では有効だったと思われる。
 
・運営関係:今回の事業は、台風の影響で延期を何度かしたため、参加面・運営面でも完璧な運営体制が図れなかった。
 沖縄本島中部地区宜野湾マリーナにて開催されたヨット教室では、地元の宜野湾はごろも団とボーイスカウトの協力により、一般参加者を団員が指導する光景が各所に見られ非常に良いムードの運営ができ、今後もこのような形態の活動ができれば団員拡充させていけると確信した。
 又、無人島アドベンチャー企画は今回の企画の中でも一番人気があるプログラムにもかかわらず、2回の延期の上、実施できたのが8月も後半になってお盆が終わった後だったため、なかなか子供の参加ができにくい状況となり参加キャンセルが相次いでしまったのが残念だった。今後は開催スケジュールを決める際は信仰心の熱い沖縄ならではの気配りが必要である。
 
・プログラム:できれば県内で活動している団の背後地で実施し、団員と一般の交流を図りながら地域密着で行いたかったが、今回は一部の地域の団関係者と話し合い事業を遂行する形になってしまったが広報は全島に行き渡り海洋少年団の認知促進及びイメージ訴求は少し推進できたと思う。
 これだけすばらしい海洋環境を持つ沖縄なのでもっと子供達が参加しやすい環境が創れ又、この催し等を子供達や保護者に有効に知らせる事ができれば今回の手法である体験型プログラムが生きてくると考える。しかし、今後このシステムで各団が活動していくにも必ず予算の壁にあたるとも思うし今回の会議ではこれ以上有効な意見はでなかった。
 
■本催事の総評
 台風等の天候に左右されたが予定通り実施が出来、また参加した子供達にも大盛況で今年度の地区大会も今回同様の体験型プログラムを計画し今回の反省点をふまえ開催し、団員拡充に努めて行く考えです。
 海洋少年団の周知に関しても同時開催した「海フェスタおきなわ」の広報物にも掲載された関係上幅広い訴求効果が得られた。
 又、各団については今後団員拡充していく為の受け皿整備、特に指導員の育成に力をいれることが最重点と考える。それにはもっと地域との連携が重要となり、沖縄県内では八重山海洋少年団のように事務局を青年会議所におき連携して青少年育成事業を実施している事例もあり今後各団においても研究すべきである。
 ともあれ事故もなく無事に終了できた事に感謝します。
 
■今後に向けて
・モデル事業で実施した一般参加型の催事を単体での開催以外に他の青少年育成団体と共同開催を計画しリスクを減らせる取り組みをしていく。
・今後の展開については日本連盟と積極的に話し合いながら魅力的な組織を目指していく。
・来期より沖縄県内でモデル団を立ち上げ組織の整備と底辺の拡大を図っていく。
・沖縄地区連盟としては今後、地区大会を基盤に各団の組織拡充を側面から支援する。
・活動資金については、海洋少年団の行う青少年活動に賛同していただける企業等の支援が受けれる体制づくりを行う。
・地域密着型の組織を形成していくために、地元の青年会議所等と連携体制をとりながら事業を推進していく。
・海洋県沖縄の子供達にもっと海を身近に・好きになってもらう施策に取組む


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