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■アンケート調査報告
(1)調査目的:
 地域特性に適応した団活動への転換、子供や親の目線にたった活動の展開
 団活動の「訓練」的イメージからの脱却、キャンプなど自然体験等のボランティア活動の充実した展開を図るため参加者、保護者よりアンケートサンプルを抽出し今後の沖縄地区海洋少年団の活動の基礎データとすることを目的に実施する。
(2)調査対象者:体験プログラム参加者及び保護者
(3)回答者概要:回答者数44名
(4)アンケート回収状況(全体集計)
 
保護者 子供 合計
参加者 2 44
回答者 2 22 22
 
(5)調査内容(全プログラム参加者)
Q1 あなたは今回の行事を何で知りましたか(全体)
 
a 学校で 0 0 0
b 新聞 4 9 13
c チラシ 1 0 1
d 知人から聞いて 1 2 3
e 親から聞いて 14 11 25
f その他 1 1 2
 
■アンケート調査報告2
Q2 今日は楽しかったですか?(ヨット教室)
a 楽しかった
 
海のことが良くわかった 1 0 1
ヨットに乗れた事 8 8 16
海で泳ぐのが楽しかった 2 0 2
プログラム全部楽しかった 1 0 1
 
Q2 今日は楽しかったですか?(無人島体験)
 
生物を観察した事 0 1 1
カヌーを体験できた 2 4 6
海水浴をした 2 1 3
スノーケリング等マリンスポーツが楽しかった 0 3 3
バーベキューが楽しかった 2 0 2
 
Q2について楽しくなかったという回答は無かった。
参加者全員が楽しんでくれたようだ。
 
Q3 あなたは海洋少年団をしっていますか?
 
良く知っている 0 0 0
海洋少年団の名前は知っている 4 9 13
知らない 18 3 25
 
「知らない」の回答率が全体の半数以上で、認知度はかなり低い結果となった。
 
■アンケート調査報告3
Q4 あなたは海洋少年団活動を誰から聞きましたか?
 
質問内容
学校の先生 0 0 0
友達から 0 0 0
親から 0 2 2
その他(活動やパンフレット、チラシ等)をみて 5 7 12
聞いた事が無い 14 11 25
 
Q5 あなたは海洋少年団についてどのようなイメージをお持ちですか?
 
質問内容
楽しそうで自由な雰囲気がある 0 0 0
しつけや規律がきびしそう 6 13 19
高度な技術や専門的知識を必要として難しそう 2 0 2
制服がかっこいい 1 0 1
イメージがわからない 7 0 7
その他 1 2 3
 
Q6 海洋少年団はグループ活動が中心ですが、あなたはどんなグループ活動が好きですか。
 
質問内容
グループ活動が好き(友達みんなでいろんなことをするのが好き) 15 16 31
個人活動が好き(自分一人で好きな事をするのが好き) 4 3 7
どちらでもない 3 3 6
 
■アンケート調査報告4
Q7 あなたは今後、海洋少年団に入団したいと思いますか?
 
質問内容
入団したい 6 8 14
入団を考える 9 4 13
入団したいとは思わない 7 10 17
 
Q8 居住地別参加者数
 
居住地 ヨット教室 無人島
合計
沖縄県浦添市 1 3 4 0 5 5 9
沖縄県宜野湾市 2 2 4 2 1 3 7
沖縄県沖縄市 1 1 2 1 1 2 4
沖縄県国頭郡本部町 1 1 2 0 0 0 2
沖縄県中頭郡中城村 2 0 2 1 0 1 6
沖縄県西原町 2 2 4 0 0 0 4
沖縄県那覇市 5 1 6 0 3 3 9
沖縄県大里村 3 1 4 0 0 0 4
沖縄県金武町 0 0 0 0 1 1 1
沖縄県島尻郡東風原町 0 0 0 0 1 1 1
 
■アンケート調査のまとめ
 アンケート調査は、プログラム別に実施し参加者に依頼した。
 
Q1 あなたは今回の行事を何でしりましたか?
 半数以上が親から聞いて知りました。次が新聞で知りました。
 
Q2 この質問では何が楽しかったかを質問しましたが、ヨット体験では圧倒的にヨットに乗れたことが一番楽しかった。又無人島体験ではマリンスポーツ体験で実施したカヌーが一番楽しかったが多かった。
 
Q3 あなたは海洋少年団を知っていますか。
 残念な結果ですが、知らないが一番多く今後の認知度向上が課題に残りました。
 
Q4 あなたは海洋少年団活動について誰から聞きましたか。
 残念な事に、聞いた事が無いが一番多かった。今後の課題です。
 
Q5 あなたは海洋少年団についてどのようなイメージを持ってますか
 楽しそうな雰囲気を持っているが一番多く、今後期待出来そうです。
 
Q6 海洋少年団はグループ活動中心ですが、あなたはグループ活動が好きですか。
 参加した子供達は、圧倒的にグループ活動が好きと答えました。
 
Q7 あなたは今後海洋少年団に入団したいと思いますか。
 入団したいが約半数。入団したいと思わないが半数でした。
 
■まとめ
 体験イベントについては効果があったように思えるが、海洋少年団の質問となると沖縄の子供にはあまり認知されていないことがわかった。
 今後、どのようにして認知度の向上を図り、少年団に加入させていくか課題は多い。
 しかしながら、保護者からは定期的に普段親ができないマリンスポーツ等を体験させてもらえるのはありがたいとの声もいただきました。
 結果として、地域の各団がしっかりとした受皿を整備し、問題となる資金面も父母会等の組織を構築し、地域で盛り上げる必要があると感じた。


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