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5 松川一の宮太鼓(まつかわかずのみやたいこ)花組(はなぐみ) (岩手県)
 
 
演奏曲 千手観音太鼓(せんじゅかんのんたいこ)
 
 岩手県のジュニア大会に優勝したいと思い、3年間皆で頑張って来ました。今日は願っていた全国大会に出場できるということで、とてもうれしく思っています。2004年11月にポルトガル・リスボンで開催されました、ジャパンウィークに参加して益々和太鼓のすばらしさを実感したところです。ふるさと岩手山から流れ下る松川の川岸に千手観音が奉られています。その観音様が人々の願いを叶え、苦しみをお救いになり、今も私たちを見守っています。
 今日は皆様の心に響くように「千手観音太鼓」を真心をこめて演奏します。
 
6 人吉(ひとよし)ねぶか太鼓(たいこ) (熊本県)
 
 
演奏曲 西南(せいなん)の役(えき) ああ田原坂(たばるざか)
 
 私たち人吉ねぶか太鼓は創作太鼓の演奏を主に現在、小・中・高校生の女の子を中心とした団体で活動しています。地元の老人ホームや特養施設などの夏祭りや各種イベントにボランティアとして参加し、太鼓の演奏を通して福祉活動を学んでいます。今回で4回目の全国大会出場となりました。自由曲では民謡『田原坂』をアレンジし、今大会に挑みます。この曲には、近代日本誕生における悲惨な出来事に対し恒久平和を願い、歌詞「雨は降る降る人馬は濡れる越すに越されぬ田原坂」の一節を全国Jr.大会に置き換え、この坂を越えるよう練習を積み重ねてきました。これからも“心”で打つねぶか太鼓として努力していきます。
 
7 明宝磨墨太鼓保存会(めいほうするすみたいこほぞんかい) (岐阜県)
 
 
演奏曲 磨墨(するすみ)
 
 明宝磨墨太鼓保存会は、郷土が誇る名馬「磨墨」を讃えそして地域おこしの一環として昭和62年に結成されました。現在は大人から子供まで幅広い年齢層の約40名が加入し、親子・兄弟姉妹も沢山いる会員同士がとても仲の良いチームです。日頃は学校や周辺地域との触れ合いを大切にする事を心がけながら活動を進めております。今回の日本太鼓ジュニアコンクール出場に際しても地元の大声援を背に受けて参りました。本日はこのような素晴らしい大会に参加する事ができたという喜びをかみしめながら、精一杯悔いのない演奏をしたいと思います。
 
8 院内童龍太鼓(いんないどうりゅうだいこ) (大分県)
 
 
演奏曲 躍動(やくどう)
 
 院内童龍太鼓は、1993年に太鼓を通じて、子供たちの情操教育、社会教育等を行なう目的にて発足しました。龍神太鼓のジュニア版として龍神太鼓のメンバーを中心に指導、町内外の祭りや行事にて発表を行なってきました。
 太鼓は、「日本人のこころ」にこだまする楽器であり、そんな太鼓の魅力を追求し、叩き続けることにより、新しい文化の創造へと発展していくよう願い、「常に一生懸命」を心情に叩き続けています。又、9年という永い年月の活動の中、和楽器の学校教育導入、中高一貫教育の導入にて、童龍太鼓高校生を中心に安心院高校太鼓クラブ「和香葉」を発足、活動の場を広げようとしています。







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