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(2)外出頻度
 高齢者の外出頻度は、全世代平均より若干少なくなるが、村内へは週1〜2回、八戸へは月2回が多い値となっている。
 
(3)外出先
 通院先では、八戸市が52.3%、村内が37.7%となっている。なかでも、八戸市の日赤病院が多い。
 
表2-2 通院先の地域
八戸市 208 52.3%
福地村内 150 37.7%
他の町村 12 3.0%
八戸と村内 27 6.8%
八戸とその他 1 0.3%
村内とその他 0 0.0%
合計 398 100.0%
 
(4)高齢者の移動手段
・買物交通手段
 村内は徒歩と自動車(自分で運転及び同乗)が多く、八戸方面は自動車(同乗)、自動車(自分で運転)が多く、また、南部バスの利用も10%以上となっている。
 
・通院交通手段
 自動車(同乗)、自動車(自分で運転)が多くなっている他、南部バスの利用も10%以上みられる。
 
表2-3 買物交通手段
徒歩 105 38.3%
自転車 19 6.9%
バイク 15 5.5%
福祉バス 3 1.1%
南部バス 16 5.8%
タクシー 1 0.4%
青い森鉄道 1 0.4%
自動車 75 27.4%
同乗 36 13.1%
その他 3 1.1%
合計 274 100.0%
 
表2-4 買物交通手段(八戸方面)
徒歩 0 0.0%
自転車 5 1.9%
バイク 5 1.9%
福祉バス 1 0.4%
南部バス 37 13.7%
タクシー 4 1.5%
青い森鉄道 4 1.5%
自動車 102 37.8%
同乗 111 41.1%
その他 1 0.4%
合計 270 100.0%
 
表2-5 通院交通手段
徒歩 41 11.4%
自転車 18 5.0%
バイク 16 4.4%
福祉バス 4 1.1%
南部バス 44 12.2%
タクシー 3 0.8%
青い森鉄道 6 1.7%
自動車 100 27.7%
同乗 120 33.2%
その他 9 2.5%
合計 361 100.0%
 
(5)高齢者の移動ニーズ
・外出目的として、特に、娯楽に対して、もっと外出したい欲求が強くなっている。通院については、既存サービスに満足感が高いと考えられる。
・外出をあきらめることがある割合はよくある、時々あるを合わせて約30%である。福地村全世代平均の19%に比べ高くなっている。
 
表2-6 高齢者の移動ニーズ
 
買物欲求度
いまのままで十分 376 88.9%
もっと外出したい 47 11.1%
合計 423 100.0%
 
通院欲求度
いまのままで十分 397 95.0%
もっと外出したい 21 5.0%
合計 418 100.0%
 
娯楽欲求度
いまのままで十分 301 80.9%
もっと外出したい 71 19.1%
合計 372 100.0%
※娯楽:地域への会合や友人宅への訪問、趣味の活動やレジャー等
 
(6)外出あきらめの頻度
 
外出のあきらめ・控えの頻度
よくある 37 7.7%
時々ある 106 22.1%
ほとんどない 336 70.1%
合計 479 100.0%
 
福地村全世代平均:外出のあきらめ・控えの頻度
よくある 91 4.5%
時々ある 286 14.3%
ほとんどない 1,630 81.2%
合計 2,007 100.0%
 
外出あきらめの頻度比較(高齢者と全世帯)







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