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■乗下船経路もエレベーター、ボーディングブリッジでバリアフリー化
 フェリーの乗下船は、ターミナルビル3階のボーディングブリッジを使用するが、上下移動にはエレベーターが設置されており、動線も階段利用時とほぼ同一である。
 また、ジェットフォイルは1階からの乗船となるが、ターミナルビル外の通路にも屋根が設置されており、いずれも、ターミナルビルから乗下船口まで段差がなく移動できる。
 また、事業者側では、一般利用客の改札前に放送を行い、車いす利用者などの優先乗船を実施している。
 
ターミナルビル内のエレベーター
 
ボーディングブリッジと通路
 
(3)船内(フェリー)
■客室内の階段、段差、トイレ等はバリアフリー化未対応
 乗下船口や車両甲板から客室のあるフロアへの移動には、エレベーター等が設置されていないため、急傾斜の階段を利用する必要がある。また、客室、トイレ等の移動経路には段差を伴うなど、バリアフリー化の対応はなされていない。
 現在のところ、本航路のフェリーについては、新船建造の予定は決まっていない。また、既存施設の改善については、わずかな改造であってもかなりの費用がかかり、費用負担の面から難しいとされている。
 
出入口から客室への階段
 
客室内通路の様子
 
トイレ







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